ルイス・ヘンリーサリバン(英語表記)Louis Henry Sullivan

20世紀西洋人名事典 の解説

ルイス・ヘンリー サリバン
Louis Henry Sullivan


1856.9.3 - 1924.4.14
米国の建築家。
ボストン生まれ。
米国シカゴ派の最も著名な建築家。高層ビルの設計を洗練させ機能主義論で有名。マサチューセツ工科大学卒業。1881年ダンクマール・アドラーと共同建築事務所をつくりその才能を発揮し、オーディトリアム・ビルは初期の代表作。その後、ウェンライト・ビルやギャランティ・ビル等高層建築の芸術化に成功。晩年は仕事に恵まれず、ナショナル・ファーマーズ銀行など小規模ながら独特な装飾で豊かな作品を残す。また執筆に力を注ぎ若い建築家達に影響を与え、主著に「幼稚園談義」や自叙伝がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android