20世紀西洋人名事典 「ルイネール」の解説
ルイ ネール
Louis Néel
1904.11.22 -
フランスの物理学者。
元・ストラスブール大学教授。
リヨン生まれ。
1932年ストラスブール大学より理学博士号を取得し、’37〜45年同大学理学部教授、’45〜76年グルノーブル大学教授を務めた。’32年反強磁性およびそれが消滅する温度「ネール点」を発見し、’44年磁区構造を発表、’48年フェリ磁性の概念を導入した。’70年磁性に関する研究によりノーベル物理学賞を受賞した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報