現代外国人名録2016 「ルドルフジュリアーニ」の解説
ルドルフ ジュリアーニ
Rudolph W. Giuliani
- 職業・肩書
- 実業家,政治家,法律家 ジュリアーニ・パートナーズ会長・CEO 元ニューヨーク市長
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1944年5月28日
- 出生地
- ニューヨーク市ブルックリン
- 本名
- Giuliani,Rudolf William Louis Ⅲ
- 別名
- 別名=Giuliani,Rudy
- 学歴
- マンハッタン大学卒,ニューヨーク大学ロースクール〔1968年〕修了
- 勲章褒章
- KBE勲章
- 経歴
- イタリア移民の3世としてニューヨークの下町に生まれる。1970年米国連邦司法省入り。検事補からスタートし、麻薬取締局総括指揮者、司法省上級検事などを経て、’81年同省次官補、’83〜89年ニューヨーク連邦検事。この間、ウォール街のインサイダー取引やマフィアの摘発に活躍。’89年ニューヨーク市長選に立候補するが、落選。最初民主党員だったが、のち共和党に鞍替えして、’93年11月ニューヨーク市長に当選、’94年1月就任。’97年11月再選。2000年4月前立腺がんと診断されたことを公表、同年11月の上院選での最有力候補と目されていたが出馬を断念する。在任中は同市の犯罪率を大幅に低下させて人気を集め、2001年9月ニューヨークの世界貿易センタービルなどで起きた同時多発テロ事件以後は、救助活動と復旧の陣頭指揮を執った。同年米誌「タイム」のパーソン・オブ・ザイヤー(今年の人)に選ばれる。2002年1月任期満了のため退任後、治安維持に関するコンサルタント会社ジュリアーニ・パートナーズを設立、会長兼CEO(最高経営責任者)。同年2月英国のエリザベス女王より名誉ナイトの称号を授与される。2004年来日。2006年ジュリアーニ・パートナーズと日本のIT企業フォーバルが合弁でジュリアーニ・セキュリティー・アンド・セーフティ・アジアを立ち上げる。2007年、2008年の大統領選の共和党候補指名争いに出馬するが、2008年1月撤退を表明。著書に「リーダーシップ」など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報