20世紀西洋人名事典 「ルドルフディーゼル」の解説
ルドルフ ディーゼル
Rudolf Diesel
1858.3.18 - 1913.9.30
ドイツの機械技術者。
パリ生まれ。
別名Rudolf Christian Karl Diesel。
普仏戦争のため両親とイギリスに移住、その後ドイツに渡り、アウクスブルクの工業学校、ミュンヘン工科大学で学ぶ。大学卒業後、パリのリンデ製氷機工場で冷凍機の製作、高圧機械、熱機関の研究に携わった。’90年にベルリンに移り、内燃機関の研究に没頭し、’97年ついにディーゼル機関を発明。その後、ディーゼルエンジンは機関車用、船舶用として幅広く使用され、さらに多くの研究者によって軽量化が進み、自動車などにも使用された。成功の頂点にあった1913年、イギリスへ渡る途中のドレスデン号甲板から忽然と姿を消した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報