ルネサスエレクトロニクス

共同通信ニュース用語解説 の解説

ルネサスエレクトロニクス

東京都に本社を置く半導体メーカーで自動車や産業機器向けの製品などを手がける。日立製作所三菱電機の半導体部門が統合した旧ルネサステクノロジなどが2010年に合併して誕生近年成長戦略として海外企業の買収や国内企業との提携協業にも力を入れている。25年早期には甲府工場(山梨県甲斐市)でパワー半導体を量産開始予定だったが、需要低迷で延期している。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 の解説

ルネサスエレクトロニクス

正式社名「ルネサスエレクトロニクス株式会社」。英文社名「Renesas Electronics Corporation」。電気機器製造業。平成14年(2002)「日本電気株式会社」から分離独立し「NECエレクトロニクス株式会社」として設立。同22年(2010)「株式会社ルネサス テクノロジ」と合併し現在の社名に変更。NECの持分会社。本社は川崎市中原区下沼部。半導体専業大手。システムLSI実績通信機器・自動車・コンピューターおよび周辺機器向けなどを製造。東京証券取引所第1部上場。証券コード6723。

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知恵蔵mini の解説

ルネサス エレクトロニクス

大手半導体メーカー。2010年、NECエレクトロニクスとルネサス テクノロジの経営統合によって設立された。同年、グループ全体で約5万人いる従業員うち約4000人を削減。11年の東日本大震災では8工場が操業停止に陥り、大きな打撃を受けた。12年には、業績悪化を受け鶴岡工場と子会社のルネサスモバイルなどを売却し、5000人程度の早期退職者募集といった大規模なリストラ策を発表した。

(2012-07-04)

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