ルネサスエレクトロニクス

共同通信ニュース用語解説 の解説

ルネサスエレクトロニクス

日立製作所三菱電機の半導体部門が統合した旧ルネサステクノロジと、旧NECエレクトロニクスが2010年に合併して誕生した。主力の那珂工場(茨城県ひたちなか市)は11年の東日本大震災で被災し、生産再開に約3カ月、震災前の出荷量回復に約半年を要した。海外勢との競争激化などで経営危機に陥り、13年に官民ファンド産業革新機構(当時)などから計1500億円の出資を受けた。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 の解説

ルネサスエレクトロニクス

正式社名「ルネサスエレクトロニクス株式会社」。英文社名「Renesas Electronics Corporation」。電気機器製造業。平成14年(2002)「日本電気株式会社」から分離独立し「NECエレクトロニクス株式会社」として設立。同22年(2010)「株式会社ルネサス テクノロジ」と合併し現在の社名に変更。NECの持分会社。本社は川崎市中原区下沼部。半導体専業大手。システムLSI実績通信機器・自動車・コンピューターおよび周辺機器向けなどを製造。東京証券取引所第1部上場。証券コード6723。

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知恵蔵mini の解説

ルネサス エレクトロニクス

大手半導体メーカー。2010年、NECエレクトロニクスとルネサス テクノロジの経営統合によって設立された。同年、グループ全体で約5万人いる従業員うち約4000人を削減。11年の東日本大震災では8工場が操業停止に陥り、大きな打撃を受けた。12年には、業績悪化を受け鶴岡工場と子会社のルネサスモバイルなどを売却し、5000人程度の早期退職者募集といった大規模なリストラ策を発表した。

(2012-07-04)

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