ルビー蝋虫(読み)ルビーロウムシ

デジタル大辞泉 「ルビー蝋虫」の意味・読み・例文・類語

ルビー‐ろうむし〔‐ラフむし〕【ルビー×蝋虫】

カタカイガラムシ科の昆虫。雌は無翅で、3、4ミリほどの半球状をし、分泌した紅色のろう物質で覆われている。雄は有翅。ミカン・カキ・茶など多く樹木の大害虫で、天敵ルビーアカヤドリコバチ。ルビーろうかいがらむし。

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精選版 日本国語大辞典 「ルビー蝋虫」の意味・読み・例文・類語

ルビー‐ろうむし‥ラフむし【ルビー蝋虫】

  1. 〘 名詞 〙 カメムシ(半翅)目カタカイガラムシ科の一種。長さ三~四ミリメートル。半円形貝殻を持ち、初め紅色で老熟すると小豆(あずき)色に変ずる。インド中国フィリピンなどに分布日本には明治初期に長崎県に侵入し、各地に伝播した。

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