レイチャールズ(読み)れいちゃーるず

20世紀西洋人名事典 「レイチャールズ」の解説

レイ チャールズ
Ray Charles


1932.9.23 -
米国歌手,ジャズ・ピアノ奏者,アルトサックス奏者。
ジョージア州オルバニー生まれ。
本名レイ・チャールズ・ロビンソン〈Ray Charles Robinson〉。
6歳で失明し、盲学校で音楽を学ぶ。17歳でプロ・デビューし、1949年にはレコード・デビューする。その後、ブルースゴスペル、ジャズ的要素を取り入れた独自のスタイルを確立し、人気を得る。また、ピアノ、アルトサックス奏者として名を知られ、「genius」(天才)と称される。代表作は「ホワッド・アイ・セイ」(’59年)、「わが心のジョージア」(’60年)、「愛さずにいられない」などがあり、’75年度グラミー賞を受賞している。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「レイチャールズ」の解説

レイ チャールズ

生年月日:1930年9月23日
アメリカのソウル・ミュージシャン
2004年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のレイチャールズの言及

【ソウル・ミュージック】より

…〈ソウル〉はスラングとして,アメリカ黒人間の共通意識,特有の資質などを感覚的に表し,ソウル・ミュージックも〈魂の音楽〉という意味に解するよりも,アメリカ黒人の自己確認のための音楽といった含みでとらえるべきであろう。 強烈なビートとステージ・アクションで聴衆を引きつけていたリズム・アンド・ブルースがソウル・ミュージックへ転換する先駆をなしたのは,歌手でピアニストのレイ・チャールズと歌手のサム・クックSam Cooke(1935‐64)である。ともに50年代後半に,ゴスペルの要素をリズム・アンド・ブルースに持ち込んだ曲をヒットさせた。…

※「レイチャールズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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