20世紀西洋人名事典 「レイナンス」の解説
レイ ナンス
Ray Nance
1913.12.10 - 1976.1.28
米国のジャズ演奏家。
イリノイ州シカゴ生まれ。
本名Ray Willis Nance。
1932年から自己のバンドを率いて、シカゴのクラブに出演。その後アール・ハインズ楽団などを経て、’40年にはデューク・エリントン楽団に加入、’63年まで同楽団のメイン・ソロイストとして印象的なソロを聞かせた。’64年からは再び、自己のスモール・グループで活躍したが、’70年代に入って健康が悪化し、ニューヨークで死去した。代表作に「黄金時代のデューク・エリントン」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報