20世紀西洋人名事典 「レインゴリドグリエール」の解説
レインゴリド グリエール
Reingol’d Moritsevich Glier
1875.1.11 - 1956.6.23
ソ連の作曲家。
元・モスクワ音楽院教授。
キエフ生まれ。
楽器製造家を親として生まれ、子供の頃からバイオリンを学ぶ。モスクワ音楽院でタネーエフ、イッポリトフ・イワーノフ、アレンスキーに師事。1910〜13年グネーシン音楽学校教師、’13年キエフ音楽院教授、’14年同院長を務め、’20年モスクワ音楽院教授となる。ソビエト音楽の発展に大きな役割を果たした。門下にはミヤスコフスキー、プロコフィエフ、ハチャトゥリアンなどがいる。作品にはバレエ「赤いけし」(’27年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報