最新 地学事典 「レッドドッグ鉱山」の解説
レッドドッグこうざん
レッドドッグ鉱山
Red Dog mine
アラスカに位置する世界最大の亜鉛生産量・埋蔵量をもつ亜鉛・鉛・銀鉱山。亜鉛の世界生産の10%を担う。2008年時点で61.4Mtの埋蔵量(平均品位17.1%,Zn,4.5% Pb,82ɡ/t Ag)を計上。1968年発見,1989年生産開始。鉱床は石炭紀の黒色泥岩・炭酸塩岩に胚胎する層状の塊状硫化物鉱体からなる。鉱石は閃亜鉛鉱,黄鉄鉱,白鉄鉱,方鉛鉱の硫化鉱物と重晶石を含む。鉱床は,鉱化塩水が海水と混合し,海水面下で堆積物を交代,または海底面で鉱物を沈殿することにより形成。鉱化年代は約338Ma。
執筆者:渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

