レボカルニチン製剤(読み)レボカルニチンセイザイ

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「レボカルニチン製剤」の解説

レボカルニチン製剤

製品名
エルカルチンFF(大塚製薬
レボカルニチン塩化物(コーアイセイ、日医工、扶桑薬品工業

 先天性代謝疾患のプロピオン酸血症やメチルマロン酸血症におけるカルニチン欠乏の改善に用いられます。


 副作用として、食欲不振、下痢、軟便、腹部膨満感、顔面のむくみ、血尿、貧血が現れることがあります。このような症状が現れたときは、医師に相談してください。


錠剤と内用液で、1日3回の服用が原則です。1回の使用量については医師・薬剤師の指示を守り、かってに中止したり、減量・増量しないでください。


問診の際にあらかじめ、持病・アレルギーなどの体質・現在使用中の薬の有無を医師に報告してください。


 この薬で過敏症をおこしたことのある人には使用できません。妊婦、現在妊娠する可能性のある人、乳児、糖尿病用薬を使用中の人などは十分に注意して用いてください。


③血液検査、肝・腎機能検査などの医師から指示された検査は、必ず受けてください。

出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android