ロイシンジッパー

化学辞典 第2版 「ロイシンジッパー」の解説

ロイシンジッパー
ロイシンジッパー
leucine zipper

タンパク質間相互作用の一種で,ロイシンが多数並んだペプチド鎖どうしが,互いのロイシンとロイシンでジッパーをかけたように疎水結合すること.7個のアミノ酸残基ごとにロイシン残基が現れるペプチド鎖がαヘリックス構造をとると,ロイシン残基はヘリックスの片側に並ぶ.このような部分を有するタンパク質が2分子あると,互いのロイシン残基の間に相手のロイシン残基が入り込み,ジッパーをかけたような疎水結合ができ,二量体となる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「ロイシンジッパー」の解説

ロイシンジッパー

 DNAに結合するタンパク質のある種のものがもつ構造で,35アミノ酸残基ほどの領域に,7残基ごとにロイシンがある.この構造をもつタンパク質では,この領域が結合してホモダイマーを形成し,転写因子として働く.Myc,Fos,Junなどがこの構造をもつ.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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