ロクロアの戦い(読み)ろくろあのたたかい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロクロアの戦い」の意味・わかりやすい解説

ロクロアの戦い
ろくろあのたたかい

三十年戦争中の1643年、フランス北部アルデンヌのロクロアRocroiで行われたフランス、スペイン両軍の戦闘。三十年戦争末期、フランスはアラスを占領し、ネーデルラントにおけるスペインの支配に脅威を与えた。積極的な対外政策に出ていたスペインのフェリペ4世は、国内でのポルトガルの蜂起(ほうき)やカタルーニャ反乱に行動を抑制されながら反撃に出ようとし、この戦いでアンガン公指揮のフランス軍に大敗北を喫した。両国の戦争はこの後も続けられ、1659年のピレネー条約で和したが、これ以後、スペインにかわってフランスの勢力がヨーロッパで優位となった。

[深澤安博]

『J・ビセンス・ビーベス著、小林一宏訳『スペイン――歴史的省察』(1975・岩波書店)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語 岩波書店 省察

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む