ロ・くろい

普及版 字通 「ロ・くろい」の読み・字形・画数・意味


28画

[字音]
[字訓] くろ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は盧(ろ)。盧に黒の意がある。〔説文〕十上に「齊にてきを謂ひてと爲す」と斉の語とするが、盧声の字に黒の意をもつものが多く、通語であろう。〔書、文侯之命〕に「盧弓一・盧矢百」、〔左伝、僖二十八年〕に「(ろ)弓矢千」とあるものは、金文に「矢」というもので、古くの字を用いた。は黒の漆塗りで、朱塗りのときは「弓(とうきゆう)矢」という。

[訓義]
1. くろ、くろい。
2. はなはだしく黒い。

[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 クロシ

[語系]
・盧・laは同声。みな黒の意がある。金文に、〔書〕には盧を用いるが、みな黒漆をいう。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロ・くろい」の意味・わかりやすい解説

ロクロイ
Lokroi; Locri

イタリア半島南部にあったドーリア系の古代植民都市。前 680年頃建設。ラテン名ロクリ。住民はギリシア本土のロクロイ人と区別してロクロイ・エピゼヒュリオイと呼ばれた。前 660年頃ギリシア社会では初めて成文法典をもった。前6世紀にクロトン攻撃撃退,のち隣市レギオンとの抗争の際シラクサの支援を受け,ペロポネソス戦争時にはアテネの西方進出を食止めた。

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