20世紀西洋人名事典 「ロナルドダンカン」の解説
ロナルド ダンカン
Ronald Duncan
1914.8.6 - 1982
英国の詩人,劇作家。
1938〜46年まで雑誌「都会人」の編集に携わり、’45年宗教的詩劇「墓場への道」で劇作家デビュー。その後「ストラットン」(’49年)等数編の詩劇を発表、他に翻訳物、歌劇の台本等を手掛け第二次大戦後の詩劇復興の一翼を担う。また’39年以降は南西部のデボンシャーで農業に従事しながら創作活動を続け、「聖母の軽業師」(’50年)、「サタンの死」(’54年)、長編叙事詩「人間」5部作(’70〜74年)等の作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報