20世紀西洋人名事典 「ロナルド・L.ミーク」の解説
ロナルド・L. ミーク
Ronald lindley Meek
1917 - 1978
英国の経済学者。
元・レスター大学教授。
ニュージーランド生まれ。
ドップ、スウィージーと共に英米を代表するマルクス経済学者の一人。ニュージーランドのウェリントン大学とケンブリッジ大学で学ぶ。グラスゴー大学講師を経て、レスター大学教授就任。冷戦下の西ヨーロッパでのマルクス経済学の復活・普及に寄与した。又晩年にはアダム・スミス「法学講義」の編集にも従事。日本にも二度訪れ、学界に大きな刺激を与えた。著書「労働価値論史研究」(’56年)、「スミス、マルクスとそれ以降」(’77年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報