ロバト(その他表記)Lobato, José Bento Monteiro

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロバト」の意味・わかりやすい解説

ロバト
Lobato, José Bento Monteiro

[生]1882.4.18. タウバテ
[没]1948.7.5. サンパウロ
ブラジルの作家。サンパウロ大学法学部在学中,新聞に社会記事,評論短編小説を発表。 1904年卒業,検察庁に入ったが,11年祖父農場に移る。その後サンパウロで出版社を設立したが失敗。アメリカに外交官として5年間滞在したのち,帰国してブラジル石油会社を設立。政府との関係がうまくいかず投獄された。ブラジルで最も大衆に人気のある作家の一人で,特に童話で有名。主著,短編集『ウルペース』 Urupês (1918) ,『死の町』 Cidades Mortas (19) ,『黒人の娘』 Negrinha (20) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android