20世紀西洋人名事典 「ロバートエルツ」の解説
ロバート エルツ
Robert Hertz
1882 - 1915
フランスの社会学者,民族学者。
デュルケームの門下、秀才であったが第一次大戦中33才で戦死。右という語が強、善、吉といった意味をもつ論文「右手の優越」は比較研究により示された文化人類学的研究の先駆的業績である。聖ベスに関する論文では信仰とこれに付随する神話を地域的、政治的、宗教的体系に関連づけて解釈。社会人類学へ貢献。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報