ロバート・B.ウッドワード(英語表記)Robert Burns Woodward

20世紀西洋人名事典 の解説

ロバート・B. ウッドワード
Robert Burns Woodward


1917.4.10 - 1979.7.8
米国の有機化学者。
元・ハーバード大学教授。
マサチューセッツ州ボストン生まれ。
16才でマサチューセッツ工科大学入学、3年後に学士号、その1年後に博士号取得。1938年ハーバード大学に移り、助手助教授を経、’50年教授となる。有機化学者であり、物理化学者でもある。有機不飽和化合物の紫外線吸収スペクトルに関するウッドワード法則(’41年)、ホフマンと共に分子軌道対称性の保存概念のウッドワード・ホフマン規則(’65年)を提唱キニーネ、クロロフィルA、ビタミンB12の全合成に成功。’64年にナショナルメダル、’65年にノーベル化学賞受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android