ロブン島(読み)ロブンとう(その他表記)Robben Island

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロブン島」の意味・わかりやすい解説

ロブン島
ロブンとう
Robben Island

南アフリカ共和国南西部,西ケープ州テーブル湾にある島。アフリカーンス語では Robbeneiland。面積約 13km2。本土海岸から西へ 8km,ケープタウンから北へ約 10kmの沖合に位置する。ロブンはオランダ語でアザラシの意。かつて周辺海域にはアザラシが多く生息していた。16~17世紀初頭,近辺を通過する船舶がよく寄港した。入植活動を経てオランダ,次にイギリスの植民地となり,流刑地として利用された。1846~1931年にはハンセン病患者収容施設が置かれ,精神疾患があるとみなされた人々も送り込まれた。1864年に灯台が設置された。第2次世界大戦中には堡塁が築かれた。1960年代半ばから 1991年まで南アフリカの政治犯収容所として使われた。ネルソンマンデラをはじめ収容者の多くは政治犯として収監された黒人男性だった。1991年に最後の政治犯が釈放され,その後 1996年まで一般の刑務所として刑事犯の収容を続けた。1997年に島全体が博物館として国定記念物に指定され,1999年世界遺産の文化遺産に登録された。(→アパルトヘイト

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む