テーブル湾(読み)テーブルわん(英語表記)Table Bay

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テーブル湾」の意味・わかりやすい解説

テーブル湾
テーブルわん
Table Bay

南アフリカ共和国南西部,西ケープ州南西部の湾。ケープ半島北側に位置し,ケープタウンの港を擁する。17世紀半ばにオランダ東インド会社北方のセントヘレナ湾に船舶補給用の農畜産物生産のために移民を送ったが,その増加に伴い,テーブル湾岸にも農作地がつくられ,南アフリカにおけるヨーロッパ人支配の端緒となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「テーブル湾」の意味・わかりやすい解説

テーブル湾
てーぶるわん
Table Bay

南アフリカ共和国南部、ケープ・タウン西方に開ける湾。幅約6キロメートル、奥行約3キロメートル。冬に多い南寄りの風がテーブル山によって遮られるため、17世紀以後、湾奥部に良港ケープ・タウンが発達した。

[田村俊和]

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