20世紀西洋人名事典 の解説
ロベルト・アントニオ・S. マッタ・E
Roberto Antonio Sebastiano Matta Echaurren
1911.11.11.(1912.説あり) -
チリの画家。
サンチアゴ生まれ。
別名Roberto Sebastián Antonio Echaurren Matta。
カトリック大学で建築学を学び、1933年パリに渡りル・コルビュジェの建築事務所に勤務する。’34年画家に転向、’38年シュルレアリスムのメンバーとして活躍し、ブルトンやエルンストと交わる。第二次大戦中はニューヨークに滞在し、抽象表現主義の発展に寄与する。’54年パリに住み、’56年ユネスコ本部に大壁画を制作する。’62年マルツォット賞を受賞し、’66年ミネアポリス美術学校で教える。抽象的で構築的な超現実主義の絵画を描く。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報