民法の規定では、被相続人が死亡した場合、配偶者や子ら法律で定められた相続人は預貯金や不動産などプラスの遺産のほか、借金や住宅ローンといったマイナスの遺産も全て受け継がなければならない。これに対し「相続の開始があったことを知った時から3カ月以内」であれば、家庭裁判所に相続放棄を申し立てられる。受理されれば遺産の相続権は後順位の相続人に移る。4月から、相続した不動産の登記が義務化されたが、相続放棄した場合は対象外となる。
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…負債があっても積極財産のほうが多ければ問題ないが,負債ばかりとか負債のほうが多い場合には,相続人が無条件で相続する(これを単純承認という)と,一生かかって負債を支払わなければならないということにもなりかねない。このような場合の相続人を保護するために認められている制度が,相続放棄と限定承認である。相続財産が負債ばかりであるとか負債のほうが多いことがすでにはっきりしているときは,相続人は相続放棄によって負債の支払を免れることができる。…
…これは,次の2面において確認することができる。第1は,相続放棄は,一定の時間的制限に服すことである(915条以下)。第2は,承認または承認とみなされる行為等があった場合には,もはや相続を放棄することができないということである(919条1項)。…
※「相続放棄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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