20世紀西洋人名事典 「ロマンギルシュマン」の解説
ロマン ギルシュマン
Roman Ghirshman
1895.10.3 - 1979
フランスのオリエント考古学者。
ハリコン(ソ連)生まれ。
1931年イラン調査隊隊長、’41年フランスのアフガニスタン考古学派遣団団長を務める。イランの先史や古代遺跡の調査の指揮や、イラク・アフガニスタンの遺跡の発掘を行う。彼らが発見した遺跡としてラガシュ、テペ・シアルクなどの先史遺跡や、チョガ・ザンビル、ビーシャープールなどの歴史時代の遺跡等があり、オリエント古代史の大要発見に多大なる貢献をした。著書に「イラン、その起源からイスラーム時代まで」(’50年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報