精選版 日本国語大辞典 「ローズマダー」の意味・読み・例文・類語 ローズ‐マダー 〘 名詞 〙 ( [英語] rose madder ) 顔料の一種。アリザリンを用いた赤色のレーキ顔料。〔アルス新語辞典(1930)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
色名がわかる辞典 「ローズマダー」の解説 ローズマダー【rose madder】 色名の一つ。マダーとはセイヨウアカネのこと。セイヨウアカネから採取される染料のような、紫みを帯びた濃い赤をさす。1868年に染料の成分であるアリザリンが合成され、絵の具の色名になった。天然のアリザリンはセイヨウアカネの根から得られる。ローズはバラ科バラ属植物の花のような赤をさす色名だが、この場合は赤の系統色名として扱われている。日本のアカネ科アカネとは成分が異なり、やや黄色みを帯びた暗い赤の茜あかね色より紫みが強い。 出典 講談社色名がわかる辞典について 情報 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「ローズマダー」の解説 ローズ・マダー 米国の作家スティーヴン・キングの小説(1995)。原題《Rose Madder》。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のローズマダーの言及 【セイヨウアカネ(西洋茜)】より …深紅色で光沢があり,古来重要な染料であった。絵具のローズマダーrose madderは,このアリザリンを用いたものである。化学染料の出現により,栽培は激減した。… ※「ローズマダー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by