20世紀西洋人名事典 「ローランドカーク」の解説
ローランド カーク
Rasahn Roland Kirk
1935.8.7 - 1977.12.5
米国のジャズ奏者。
オハイオ州コロンブス生まれ。
生後まもなく失明し、オハイオ州立盲学校に通う。12歳の時からスクール・バンドでサックスとクラリネットを演奏。’56年ファースト・アルバムを出す。’61年西ドイツのエッセン・ジャズ祭にソロイストとして参加。’63年自己のカルテットで海外演奏旅行。’70年代にグループ「バイブレーション・ソサエティ」を結成、全米、欧州など演奏旅行。’75年半身不随となるが、片手だけで演奏し、国際的なツァーを実施、テレビにも出演する。大学でのコンサートを終え、帰宅の車中で脳溢血で死去。代表作に「カーク・イン・コペンハーゲン」。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報