デジタル大辞泉 「ローレンツ因子」の意味・読み・例文・類語 ローレンツ‐いんし【ローレンツ因子】 ローレンツ変換で用いられる因子。運動する物体の速度vと光速度cの比v/cをβとするとき、ローレンツ因子γは1-β2の平方根の逆数で表される。等速運動をする物体は運動方向に1/γ倍に収縮され(ローレンツ収縮)、また時間の進み方もγ倍に遅れて見える(浦島効果)。ローレンツファクター。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ローレンツ因子」の意味・わかりやすい解説 ローレンツ因子ローレンツいんしLorentz factor 特殊相対性理論に現れる因子で, である。ここで vは2つの座標系間の相対速度または粒子の速度,cは真空中の光速度である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報