わさお

共同通信ニュース用語解説

わさお

2007年秋に青森県鰺ケ沢町のいか焼き店の店主だった故菊谷節子きくや・せつこさんに保護された秋田犬。08年に同店を訪ねた女性の旅ブログで紹介されたのをきっかけに、不細工だけどかわいい「ブサカワ犬」と一躍有名に。11年には映画「わさお」が公開され、テレビ番組にもたびたび登場。東日本大震災の被災地訪問や、地元駅の観光駅長などでも活躍した。

更新日:2020年6月16日

出典　共同通信社 共同通信ニュース用語解説

知恵蔵mini

わさお

青森県鰺ヶ沢町の秋田犬。2007年ころ、町内の観光施設の近くに捨てられていたところを地元のイカ焼き店の店主が引き取って育てた。ライオンのたてがみのようなふさふさの長い毛に小さな目をした愛嬌のある顔立ちで、不細工だけれどかわいい「ブサかわ犬」としてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で話題となった。その後、テレビなど多くのメディアで取り上げられて人気となる。11年には、わさおを主人公にした映画「わさお」が公開された。鰺ヶ沢町特別観光大使や、世界遺産活動特別大使“犬”「ワンバサダー」も務めた。20年6月に推定13歳で死亡した。

(2020-6-12)

出典　朝日新聞出版

デジタル大辞泉プラス

わさお

青森県西津軽郡鰺ヶ沢町に住んでいた長毛の秋田犬。「ブサかわ犬」として知られる。2009年8月、同町から特別住民票交付、2010年には同町の特別観光大使を任命。2011年に同犬をモデルとした映画『わさお』が公開された。「わさお」は最初に個人のブログに紹介された際にとりあえず呼ばれた名前で、もとの名前は「レオ」。2020年6月死亡。

出典　小学館