デジタル大辞泉 の解説 ワット‐プラシーサンペット(Wat Phra Sri Sanphet) タイ中部の古都アユタヤにある仏教寺院。アユタヤ朝の守護寺院であり、第9代王トライローカナート時代の1448年に建立。王と王子らの遺骨を納めた三つの仏塔がある。本堂には高さ16メートルの黄金の仏像があったが、ビルマ侵略の際に破壊された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 の解説 ワットプラシーサンペット【ワットプラシーサンペット】Wat Phra Si Sanphet タイ中部の古都アユタヤにある遺跡。この遺跡はワット(寺院)の名を冠し、アユタヤ最大規模の寺院とされているが、実際はアユタヤ王朝(1351~1767年)の創始者ラーマーティボーディー1世が建設した王宮で、その後、王宮の移転に伴い、王が仏教儀式を行う施設となった。3人のアユタヤの王の遺骨を納めたパゴダ(仏塔)がある。◇アユタヤの仏教遺跡は大きな破壊にあったものが多いが、ワットプラシーサンペットは例外的に保存状態がよいまま今日にいたり、アユタヤ王朝時代の建築様式を知ることができる貴重な遺跡になっている。また、19~21時までライトアップされている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報