ワットマハタート(読み)ワットマハタート(英語表記)Wat Mahathat

世界の観光地名がわかる事典 「ワットマハタート」の解説

ワットマハタート【ワットマハタート】
Wat Mahathat

タイ中北部、首都バンコク北方400kmに位置する、古都スコタイにあるスコタイ遺跡の最大の寺院遺跡。最も格式の高いスコタイ王朝の王室寺院で、王宮の遺跡の西側にある。400m2境内には8つの堂と4つの池があり、煉瓦(れんが)の列柱仏像とともに、先端に蓮のつぼみの装飾がある独特のスコタイ様式の仏塔が残されている。この仏塔の基部には釈迦座像の装飾が施されている。このほか、境内にはクメール様式やスリランカ様式の建造物も見られる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android