デジタル大辞泉 「ワーウ」の意味・読み・例文・類語 ワーウ(Wau) 南スーダン中西部の都市。西バハルアルガザール州の州都。19世紀に奴隷の取引基地として建設。スーダンの首都ハルツームや港湾都市ポートスーダンと鉄道で結ばれる。スーダン内戦時に北部政府軍の拠点が置かれた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワーウ」の意味・わかりやすい解説 ワーウWāw 南スーダン北西部の町。ガザール川の支流ジュル川西岸に位置する。スーダン北東部のポートスーダンや首都ハルツームと結ぶ鉄道の南の終点で,中央アフリカ共和国,コンゴ民主共和国の貿易の一部も担う。綿花,ナンキンマメ,ゴマ,穀物,アズキモロコシなどの農産物,家畜の取り引きの中心地。かつてのスーダン南部黒人の北部アラブ勢力に対する反乱の根拠地であり,1965年の大規模な衝突では多くの住民が殺され,町は破壊された。1972年以降再建され,地域開発計画が施行された。人口 8万4000(1993)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by