ワーグナー・フォン・ヤウレッグ(その他表記)Wagner von Jauregg, Julius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ワーグナー・フォン・ヤウレッグ
Wagner von Jauregg, Julius

[生]1857.3.7. ウェルス
[没]1940.9.27. ウィーン
オーストリアの精神神経科医。 1880年ウィーン大学卒業。 89年グラーツ大学教授。 93年から 35年間にわたってウィーン大学教授,および大学病院の精神神経科部長。神経梅毒患者が高熱疾患にかかったあと,症状が軽減するという経験から発熱療法創案,特に進行麻痺治療に著しい成果をあげ,1927年ノーベル生理学・医学賞受賞。また,クレチン病などの甲状腺障害の研究でも知られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む