アイスレーベン(読み)あいすれーべん(その他表記)Eisleben

デジタル大辞泉 「アイスレーベン」の意味・読み・例文・類語

アイスレーベン(Eisleben)

ドイツ中部、ザクセン‐アンハルト州の都市。マンスフェルト盆地に位置する。14世紀に西部銅鉱採掘がはじまり、鉱山都市として栄えた。ルター生家晩年を過ごした家、および洗礼を受けた聖堂が残る。1996年、「アイスレーベンとウィッテンベルクにあるルター記念建造物群」の名称世界遺産文化遺産)に登録された。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アイスレーベン」の意味・わかりやすい解説

アイスレーベン
あいすれーべん
Eisleben

ドイツ中部、ザクセン・アンハルト州の鉱山都市。1949~1990年は旧東ドイツに属した。標高118~185メートルのマンスフェルト盆地にある。人口2万1100(2000)。西部で銅鉱石がとれ、15世紀に最盛期を迎えた。今日、銅鉱は枯渇して、鉱山は南西方ザンガーハウゼン盆地に移動している。宗教改革者ルターが生まれ、死んだところである。

[佐々木博]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アイスレーベン」の意味・わかりやすい解説

アイスレーベン
Eisleben

ドイツ中北部,ザクセンアンハルト州の都市。ハレの西約 30km,ハルツ山地東麓に位置する。 10世紀末に歴史に現れ,1180~1780年にはマンスフェルト公領,のちザクセン領。 14世紀から付近一帯の銅鉱の開発が行なわれた。マンスフェルト銅スレート鉱業地帯の中心都市で,鉱山技術学校,鉱員訓練所がある。マルチン・ルター (1483~1546) が生まれ,没した家が保存されており,洗礼を受けた聖堂も残る。これらは,ウィッテンベルクのルターの記念建造物群とともに,1996年世界遺産の文化遺産に登録。人口2万 5874 (1991推計) 。

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