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アニゴザンサス kangaroo poo

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世界大百科事典 第2版の解説

アニゴザンサス【kangaroo poo】

オーストラリア南西部に数種が分化しているヒガンバナ科に近縁なハエモドラム科の中型宿根草イラスト)。根は赤色で太くなる。葉は剣状。花茎は1~1.5mの高さに達し,上部は分枝して多数の花をつける。花は大きく3~5cm,ゆるやかに曲がった長い花筒部を有し外面は短い綿毛状の毛におおわれ,種によって花色は異なる。すなわち,コッキネウスA.coccineus Paxt.では深紅色,フラビドゥスA.flavidus Red.では黄緑色,マングレシイA.manglesii Donでは緑色である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アニゴザンサス
あにござんさす
[学]Anigozanthus L.

ヒガンバナ科アニゴザンサス属の宿根草。オーストラリア西部の原産種で、10種ほどの原種が知られる。つぼみの形をカンガルーの足に見立てて、現地ではカンガルーポーの名がある。若苗期は根、茎ともにアヤメによく似ている。代表種のヒューミリスは矮性(わいせい)で約30センチメートル、黄色花をつける。マングレシィは高性で約1メートル、茎は赤で花は緑色である。プルケリムスは高性で約1.5メートル、黄色花をつける。4月ころ種を播(ま)き、本葉4枚くらいのときに15センチメートル間隔で定植すると、翌春に開花する。大株になると数本が次々と花をつけ、花壇、鉢植え、切り花によい。日当りがよく、砂など通気のよい深めの土によく育つ。品種により耐寒性に差があり、関東でも東京近郊では越冬に苦労するが、三浦半島近辺では海岸南面でよく育つ。灌水(かんすい)は冬季は少なめにする。繁殖は実生(みしょう)のほか株分けでもよい。[川畑寅三郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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