アブルッツォ州(読み)アブルッツォ(英語表記)Abruzzo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「アブルッツォ州」の解説

アブルッツォ〔州〕
アブルッツォ
Abruzzo

イタリア中東部の州。ラクイラキエティペスカラテラモの4県から成る。州都ラクイラ。コノルノグランデ山 (2912m) を含むアペニン山脈の最も急峻な部分にあたり,アブルッツォアペニン国立公園がある。山脈は東部が最も高く,中央,西と低くなる。石灰岩から成り,カルスト地形が認められる。海岸は港に恵まれず漁業もあまり行われない。アドリア海に注ぐ河川は,流量の変動が大きく,洪水の危険がある。コムギとブドウが主要産物であるが,アドリア海側ではオリーブ,果物も栽培される。工芸作物として,タバコ,テンサイ,サフランも産する。アブルッツォの山地の牧場とフォッジャ平野やローマ地方の低地牧場の間では,ヒツジの移牧が行われる。ブタも多く飼育され,アブルッツォのハムとソーセージは有名。中央山地を横切って,ローマとペスカラを結ぶ鉄道が通じ,ローマとはアペニン山脈を横断する高速自動車道で結ばれており,ウインタースポーツの中心地の一つとなっている。おもな都市はラクイラ,キエティ,ペスカラ,スルモナおよびテラモなど。面積約1万 794km2。人口 124万 9388 (1991推計) 。

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デジタル大辞泉「アブルッツォ州」の解説

アブルッツォ(Abruzzo)

イタリア中南部の州。イタリア半島の東側にありアドリア海に面する。州都はラクイラ。キエーティ県・テーラモ県・ペスカーラ県・ラクイラ県がある。

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