ラクイラ(その他表記)L'Aquila

デジタル大辞泉 「ラクイラ」の意味・読み・例文・類語

ラクイラ(L'Aquila)

イタリア中部、アブルッツォ州の都市。同州の州都。ローマの北東約90キロメートル、アペニン山脈中の盆地に位置し、アテルノ川に沿う。標高714メートル。13世紀、神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世によって建設。コッレマッジョ大聖堂、サンベルナルディーノ聖堂、スペイン風の要塞などがある。地震が多く、1703年、2009年に大きな被害を受けた。

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改訂新版 世界大百科事典 「ラクイラ」の意味・わかりやすい解説

ラクイラ
L'Aquila

イタリア中部,アブルッツィ州の州都で同名県の県都。人口6万7820(1990)。アペニノ山脈の盆地にあり(標高721m),グラン・サッソ・ディタリア登山の基地で,夏冬のリゾート地である。13世紀中葉,シチリア王フリードリヒ2世に新都市建設の許可を得たのが始まりとされる。教皇派に移ったためマンフレードに破壊されるが,アンジュー家が再建。ナポリ王国時代は毛織物が有名で,ナポリに次ぐ繁栄をみた。中世以来何度も大地震に見舞われている。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラクイラ」の意味・わかりやすい解説

ラクイラ
L'Aquila

イタリア中部,アブルッツォ州の州都ならびにラクイラ県の県都。ローマ北東約 85km,アペニン山脈中,標高 720mの高地に位置する。 1240年頃神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世により建設。のち城郭によって囲まれ,一時はナポリ王国第2の都市に発展した。現在は農牧地帯の商業や行政の中心地で,ラジオ部品,煉瓦,レース,チョコレートなどが生産され,夏の保養地として知られる。たびたび地震にも見舞われたが,城郭内には 99の導水管をもつリベラの泉 (13世紀) ,15世紀建設の聖ベルナルディノ聖堂,16世紀建設の壮大な城などが残っている。人口6万 6863 (1991推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラクイラ」の意味・わかりやすい解説

ラクイラ
らくいら
L'Aquila

イタリア南部、アブルッツィ州の州都。人口6万3121(2001国勢調査速報値)。アクイラAquilaともいう。アテルノ川沿いの標高714メートルに位置する。13世紀中ごろにフリードリヒ2世の意向を受けて建設され、15世紀前半までは大いに栄えた。農産物の集散地で、サフランの取引が重要。近年、ローマやアドリア海岸と結び付ける高速道路が建設され、幾世紀にも及ぶ地理的孤立状態は解消された。1458年創設の大学、アブルッツィ国立博物館がある。

[堺 憲一]

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