アルバート・アブラハム マイケルソン(英語表記)Albert Abraham Michelson

20世紀西洋人名事典 の解説

アルバート・アブラハム マイケルソン
Albert Abraham Michelson


1852.12.19 - 1931.5.9
米国物理学者
シカゴ大学物理学部長。
シチェルノ生まれ。
アメリカの物理学者で、海軍兵学校で物理学や化学講師として活躍。1893年シカゴ大学物理学部長となる。精密な光速度測定の実験に尽力し、1881年マイケルソンの干渉計と呼ばれる干渉計を発明し、地球の運動が高速度にどのような影響を及ぼすかを研究した。1892〜93年干渉計を使用し、カドミウムスペクトル線赤色が単色波である事を究明。1907年それらの研究に対し、アメリカ人初のノーベル物理学賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android