コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アルミン酸ナトリウム アルミンさんナトリウム sodium aluminate

2件 の用語解説(アルミン酸ナトリウムの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

アルミンさんナトリウム【アルミン酸ナトリウム sodium aluminate】

化学式NaAlO2。酸化アルミニウムとシュウ酸ナトリウムの混合物を1000℃に加熱して得られる。また酸化アルミニウムと酸化ナトリウムの混合物を加熱しても得られる。これはイオン結晶性の混合酸化物であって,アルミン酸イオンAlO2が結晶中に存在するわけではない。したがって,酸化アルミニウムナトリウムaluminium sodium oxideと呼ぶほうが適切である。融点は1700℃以上。水に溶けやすいが,水溶液加水分解して水酸化物を沈殿する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アルミン酸ナトリウム
あるみんさんなとりうむ
sodium aluminate

一般式xNa2OyAl2O3zH2Oで表される化合物。メタアルミン酸ナトリウムNaAlO2あるいはオルトアルミン酸ナトリウムNa3AlO3などと表されることもある。ただしAlO2-やAlO3-などのイオンの存在は認められていない。NaAlO2は酸化アルミニウムを酸化ナトリウムまたはシュウ酸ナトリウムと電気炉中で強熱してつくる。あるいは水酸化ナトリウムと水酸化アルミニウムを水中で混合濃縮し、蒸発乾固しても得られる。無色の結晶性固体。純粋なものの融点は1700℃を超える。水に溶けやすく、溶けると加水分解してアルカリ性を示し、水酸化アルミニウムを沈殿するが、水酸化アルカリを加えておけば安定に存在する。エタノールに不溶。水酸化ナトリウム水溶液にアルミニウムを溶かすと水素を発生してアルミン酸ナトリウムを生成するとされるが、これはかなり複雑なものであると考えられている。水道浄水用、製紙、窯業、土壌硬化剤、セメント混合物などに用いる。腐食性物質として各種法規で使用が規制されている。[守永健一・中原勝儼]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

アルミン酸ナトリウムの関連キーワード塩化アルミニウム酢酸アルミニウム酸化アルミニウム水酸化アルミニウム硫酸アルミニウムアルマイトアルミニウム軽合金土類アルミニウムレーキアルミ二ウム蹄鉄 (aluminum plate)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone