イチョウ科(読み)イチョウか(英語表記)Ginkgoaceae

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イチョウ科
いちょうか
[学]Ginkgoaceae

裸子植物で、三畳紀末に知られるトリコピチス科とともにイチョウ目に属する。葉は幾度も二又分枝を繰り返す葉脈をもつこと、葉の腋(わき)にできる枝の先に保護器官のない裸の胚珠(はいしゅ)がつく点に特徴がある。ソテツ科植物とともに、受精は精子によって行われる特殊な植物である。イチョウ科は中生代の温帯林を代表する植物として栄えたもので、7属知られているが、現生するのはイチョウ1種のみである。分子系統に基づく分類でもイチョウ科とされる。[山崎 敬]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android