デジタル大辞泉 「インディアナ州」の意味・読み・例文・類語 インディアナ(Indiana) 米国北東部の州。州都はインディアナポリス。大豆・トウモロコシなどを産し、鉄鋼業も盛ん。インジアナ。→アメリカ合衆国[補説] 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インディアナ州」の意味・わかりやすい解説 インディアナ〔州〕インディアナIndiana アメリカ合衆国,中東部にある州。州都はインディアナポリス。先住民族はおもにインディアンのアルゴンキン族。 17世紀にフランス人が入植。 1763年イギリスに譲渡。 83年アメリカに帰属し,1816年,アメリカ合衆国の第 19番目の州となった。北はミシガン州およびミシガン湖,東はオハイオ,南はケンタッキー,西はイリノイの諸州と接する。大部分はゆるやかに起伏する平野で,その8割以上は,大陸氷河の作用を受け,肥沃な土壌におおわれている。極端な高温や低温のない快適な気候に恵まれ,19世紀後半に農業および工業が大発展をした。主要作物はトウモロコシで,そのほかダイズ,コムギ,タバコなどを産する。養豚も盛ん。南北戦争が工業化のきっかけとなり,特に州南部の石炭とミネソタからの鉄鉱石を利用して製鉄業が発達。シカゴに続くミシガン湖畔のゲーリー付近は重要な工業地帯を形成するにいたった。ゲーリーの近くのホワイティングには大精油所がある。石油,天然ガス,石灰岩などの鉱産資源がある。インディアナ大学,ノートルダム大学などが所在。面積 9万4320km2。人口 648万3802(2010)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報