現代外国人名録2016 「イ・フェチャン」の解説
イ・フェチャン
李 会昌
Lee Hoi-chang
- 職業・肩書
- 政治家,法律家 韓国自由先進党代表 元ハンナラ党代表,元韓国首相,元韓国最高裁判事
- 国籍
- 韓国
- 生年月日
- 1935年6月2日
- 出生地
- 朝鮮・黄海道瑞興(北朝鮮・黄海北道瑞興)
- 別名
- 雅号=経史
- 学歴
- ソウル大学法学部〔1957年〕卒,ハーバード大学
- 勲章褒章
- 青条勤政勲章
- 経歴
- 大学在学中に司法試験に合格。1960年判事となり、ソウル地裁判事、’65年ソウル高裁判事、’71年司法研修院教授などを経て、’81〜86年大法院(最高裁)判事。一時弁護士活動を経て、’88年再び最高裁判事に任命され、中央選挙管理委委員長兼任。’93年3月金泳三政権発足と同時に監査院長に就任、“聖域なき監査”をモットーに公務員の不正の洗い出しに辣腕を振るう。同年12月〜’94年4月首相。’96年1月新韓国党に入党し、総選挙では中央選対委員長を務め、国会議員にも当選。’97年3月党代表委員に就任するが、同年7月代表を辞任。同年9月新韓国党総裁に就任。同年11月野党・民主党と合同したハンナラ党を結成、名誉総裁。12月の大統領選では国民会議の金大中に敗れる。’98年8月ハンナラ党代表に就任。’99年6月国会議員に返り咲く。2000年6月党代表に再選。2002年春党代表を辞任。同年12月大統領選で新千年民主党の盧武鉉に敗れ、政界引退を宣言。2007年12月引退を覆し、ハンナラ党を離党して無所属で大統領選に立候補するが、得票3位に終わる。2008年2月自由先進党を結成、総裁就任。2010年3月代表。2012年11月、セヌリ党の大統領候補・朴槿恵を支持すると表明した。著書に「注釈刑法各則」の他、自伝的エッセイ集「美しき原則」がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報