辣腕(読み)ラツワン

デジタル大辞泉 「辣腕」の意味・読み・例文・類語

らつ‐わん【辣腕】

[名・形動]物事躊躇ちゅうちょすることなく的確に処理する能力のあること。また、そのさま。すごうで。敏腕。「辣腕を振るう」「辣腕な(の)弁護士」「辣腕家」
[類語]有能敏腕得手特技専売特許上手得意売り物十八番おはこお家芸お株お手の物達者堪能巧者得手物器用多才うまたく巧妙潰しが利くくする腕が立つ腕利き腕こき腕っこき手練てだれ手利き名人達人名手妙手エキスパート巨星巨匠名匠名工大家たいか権威第一人者泰斗たいと耆宿きしゅく大御所おおごしょオーソリティー巧手怪腕凄腕腕達者

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精選版 日本国語大辞典 「辣腕」の意味・読み・例文・類語

らつ‐わん【辣腕】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きびしいやり方で、躊躇(ちゅうちょ)することなくてきぱきと事を処理する能力があること。また、そのさま。すご腕。敏腕。
    1. [初出の実例]「土木や警察事業では随分有名な辣腕を用ゐた人だが」(出典:春潮(1903)〈田山花袋〉四)

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普及版 字通 「辣腕」の読み・字形・画数・意味

【辣腕】らつわん

辣手

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