ウィルモット(読み)うぃるもっと(その他表記)John Wilmot, Earl of Rochester

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウィルモット」の意味・わかりやすい解説

ウィルモット
うぃるもっと
John Wilmot, Earl of Rochester
(1647―1680)

イギリス詩人劇作家。第2代ロチェスター伯爵。チャールズ2世宮廷に群がった放蕩(ほうとう)貴族の代表的存在。「青春と健康を放逸な肉欲生活で燃やし尽くした」(ジョンソン博士の評)が、夫人へ捧(ささ)げた美しい叙情詩でも知られる。ホッブズ哲学に基づく皮肉な人間観が、最大の野心作『人間風刺』(1675)などにうかがえる。

[河村錠一郎]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウィルモット」の意味・わかりやすい解説

ウィルモット
Wilmot, David

[生]1814.1.20. ペンシルバニア,ベタニー
[没]1868.3.16.
アメリカの法律家政治家。メキシコ領買収に関する「ウィルモット修正条項」を提案 (1846) ,連邦下院を通過したが連邦上院で否決。連邦上院議員 (61~65) 。

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