ウィーン学派(読み)ウィーンガクハ

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精選版 日本国語大辞典 「ウィーン学派」の意味・読み・例文・類語

ウィーン‐がくは【ウィーン学派】

  1. 〘 名詞 〙 近代経済学学派一つ。第一次世界大戦後、マイヤーミーゼスハイエクオイケンハーバラーなど、主としてウィーン大学中心とする経済学者により形成され、オーストリア学派を継承した。ボエーム、バウェルクの資本理論出発点として、景気変動論を展開した。新オーストリア学派。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウィーン学派」の意味・わかりやすい解説

ウィーン学派
ウィーンがくは

「オーストリア学派」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のウィーン学派の言及

【オーストリア学派】より

…経済学における限界革命において,L.ワルラス,W.ジェボンズとともにその三大巨星であったウィーン大学のC.メンガー,およびその流れをくむ経済学者たちの学派。ウィーン学派とも呼ぶ。限界革命の中心的概念は限界効用であるが,ワルラスにとってはそれが一般均衡理論の一つの道具にすぎなかったのに対して,オーストリア学派にとっては限界効用の意義ははるかに大きい(限界効用理論)。…

※「ウィーン学派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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