ウエスタンブロット法(読み)ウエスタンブロットホウ

デジタル大辞泉 「ウエスタンブロット法」の意味・読み・例文・類語

ウエスタンブロット‐ほう〔‐ハフ〕【ウエスタンブロット法】

Western blot technique抗原をゲル電気泳動法で展開したのち、標識化した抗体を結合させて抗原の検出を行う方法HIVの確定検査に使われる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「ウエスタンブロット法」の解説

ウェスタンブロット法
ウェスタンブロットホウ
Western blotting, Western blot analysis

タンパク質をゲル電気泳動で分離し,それをニトロセルロースやナイロン膜に転写後,目的とするタンパク質を抗体を用いて検出する方法.似たような方法でDNAを検出する方法をサザン,RNAを検出する方法をノーザンというのにちなんで命名された.サザンは開発した人の名前であるが,後はしゃ落のセンスを生かした命名.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「ウエスタンブロット法」の解説

ウエスタンブロット法

 タンパク質の検出法で,電気泳動後,特異抗体や特異的リガンドを用いて,目的とする特定のタンパク質を検出する方法.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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