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ウジ うじ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウジ
うじ / 蛆

昆虫綱双翅(そうし)目のおもにハエ類の幼虫の俗称。ハエ類の幼虫は、普通前方が細くて頭がなく、乳白色でよく伸縮する。動物の糞(ふん)、死体、便池、腐敗物、ごみ溜(ため)などに発生し、衛生上重要な害虫であり、かつては人の開放された外傷の傷口などに発生して蠅咀(ようそ)症をおこすこともあった。サシという名で釣りの餌(えさ)にされているウジは、主としてキンバエ類の幼虫である。サシは古くはショウジョウバエなどの小形のハエ類の呼称であったが、江戸時代ごろからウジの別名として用いられた。便池や下水などに発生するオナガウジは、細長い尾があり、ハナアブ類の幼虫である。[中根猛彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のウジの言及

【イノシシ(猪)】より

…クサイは東北地方で現在もマミの方言として生きている。 野猪は原始時代から日本列島で狩猟の対象であり,骨やきばが各地の遺跡から出土しているが,その捕獲法は多く落し穴やわなが利用され,または犬を使用して追い出しそのウジ(通路)に待ち伏せ,古くはやり,後には銃を用いてたおした。皮が硬くやぶをくぐり走るので弓矢で射るには適さなかったことは,各地の狩猟形態から推定される。…

【獣道】より

…これらの腺から分泌されるにおいを獣道に標識することによって,動物がどのような情報を伝達しあっているのかについては不明な点が多い。【今泉 吉晴】
[民俗]
 西日本から中部山地まではウジ,またはウツと呼び,東日本では主としてト,またはトアドというのが一般的である。そのほかノウテ(十津川),カケリ(祖谷山),トウリ(伊豆西部)など,土地ごとの名がある。…

※「ウジ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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