ウスチ・イリムスク(読み)うすちいりむすく(英語表記)Усть‐Илимск/Ust'-Ilimsk

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウスチ・イリムスク」の意味・わかりやすい解説

ウスチ・イリムスク
うすちいりむすく
Усть‐Илимск/Ust'-Ilimsk

ロシア連邦中南部、イルクーツク州都市アンガラ川右岸の支流イリム川が合流する付近のアンガラ川沿岸にある。人口10万5500(1999)。木材コンビナート、建設資材業(砂利砕石コンクリート)がある。ウスチ・イリム水力発電所(出力432万キロワット)の建設工業基地となった場所に、1966年からつくられた都市で、73年に市となった。

[三上正利]

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世界大百科事典(旧版)内のウスチ・イリムスクの言及

【シベリア】より

…BAMの沿線区域でも大量の木材生産が見込まれる。アンガラ河岸のウスチ・イリムスクUst’‐Ilimskには大規模なパルプ・コンビナートがある。 シベリアの製鉄業はウラル地方の鉄鉱石に依存して発展した。…

※「ウスチ・イリムスク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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