ウルビーノ歴史地区(読み)ウルビーノれきしちく

世界遺産詳解の解説

ウルビーノれきしちく【ウルビーノ歴史地区】

1998年に登録された世界遺産(文化遺産)で、イタリア中部マルケ州にあるペザロ・エ・ウルビーノ県の県都である。中世ルネサンスの芸術都市で、多数の聖母子像を残したラファエロ・サンツィオの生誕地、ヴェネチア派の画家で「ウルビーノのヴィーナス」で有名なティツィアーノ・ヴェチェリオゆかりの地として知られる。芸術家を庇護したフェデリーコ公の支援で、画家のジョヴァンニ・サンティやパオロ・ウッチェロ、ピエロ・デッラ・フランチェスカ、建築家のドナート・ブラマンテなどの芸術家たちは、多くの傑作を生み出した。パラッツォ・ドゥカーレ(ドゥカーレ宮殿)は美しい中庭のある宮殿で、現在はマルケ国立美術館になっている。人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。◇英名はHistoric Centre of Urbino

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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