エアリー点(読み)エアリーてん(その他表記)Airy point

改訂新版 世界大百科事典 「エアリー点」の意味・わかりやすい解説

エアリー点 (エアリーてん)
Airy point

長さlの二つの平行な測定平面をもった端度器および断面長方形表面目盛が刻まれている標準尺を,両端面からそれぞれ0.2113lの2点で支持すると,自重によって変形した後においても,両測定面が平行に保たれ,長さの変化最小になる。このような支点位置をエアリー点という。この点で支えた場合の変形による長さの縮み量は1mで(1~2)×10⁻5μm程度である。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

法則の辞典 「エアリー点」の解説

エアリー点【Airy points】

棒を水平に,かつ曲がりが最少になるようにつるす最適な点.点と点の間の距離で与えられる.ここで t は棒の長さで,n は点の数である.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

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