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エコタウン えこたうんeco‐town

知恵蔵の解説

エコタウン

通産省(現・経済産業省)及び厚生省(現在は環境省所管)によって1997年度に創設された、環境・リサイクル産業育成と地域振興を結びつけた事業。(1)個々の地域における、これまでの産業蓄積を生かした、環境産業の振興を通じた地域振興、(2)地域における資源循環型社会の構築を目指した、産業、公共部門、消費者を包含した総合的な環境調和型システムの構築、が目的。具体的には、地方公共団体が推進計画(エコタウン・プラン)を作成した場合に、国の承認を受けると、一定のソフト事業やリサイクル関係施設の整備に補助金が与えられる。承認のポイントは、(1)独創性、先駆性が認められ、他地域のモデルとなるもの、(2)計画の熟度が高く、確実な実施が見込まれること、(3)廃棄物の排出抑制・減量、資源の有効利用に資すると認められること、(4)中核となる事業主体の設立・資金手当の確実性、などであり、2007年8月現在、北九州市を始め26地域が承認を受け、取り組みを進めている。

(植田和弘 京都大学大学院教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

エコタウン

廃棄物の発生抑制や、リサイクルの推進を通じた資源循環型経済社会の構築を目的に97年度から国が始めた事業。自治体が作成した計画を国が承認するもので、97年7月に北九州市と川崎市が第1号となった。これまでに全国26カ所が承認を受けている。先駆的なリサイクル施設を建設する企業などが、事業費2分の1までの補助を受けられる補助金制度は05年度に廃止。400億円近くが投入された。

(2010-09-24 朝日新聞 夕刊 2社会)

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